本日の車両はこちら。

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名鉄 7700系(白帯車) GREENMAX製



まだパノラマカーが名鉄の代表的車両だった頃、パノラマ構造のないパノラマカーのような車両として登場した7700系。
登場当時は4両固定の編成と、2両編成の2種類がありました。
2両編成の方には特急車両の証、白い帯が巻かれ、車内のシートも特急使用のものとなりました。

4両の方は様々な種別で使用されていた他、日曜日に運転されていた三河線の豊田市・碧南と新鵜沼を直通する特急にも使用されていた記憶があります。
知立で併結・分離する運転をしていたと思います。

そして、白帯車となった2両編成は7000系白帯車4両と併結して6両で本線特急で活躍していた他に、2両編成単独で「名古屋-西尾」の特急でも活躍していました。
名古屋本線で6両や8両の特急・高速・急行がバンバンやって来る中で1時間に1本、2両編成の特急がやって来るのが何とも違和感でなりませんでした。

名鉄のダイヤが変化してくるにつれ、一部指定席特急の指定席車として運用されるようになったり、特急用の新しい車両が揃ってくるといよいよ特急運用から外れるようになり、白い帯を巻いているのに普通列車なんて時期もあったようで…
晩年は特急仕様の車内シートのまま白い帯だけ外されて、気が付けば三河線で走っていたりとか…

非冷房の頃の三河線ユーザーとしては、あの白帯車が三河線にやって来て普通列車で走っているだなんて夢にも思わない姿で…
喜ばしくもあるような、なんかショッキングな絵面でもあるような…

そんな7700系も既に引退済み。
三河線で活躍している時に乗ってみたかった…一度だけ乗ったっけかな?
記憶は遠くなりにけり。
20161019_名鉄7700_1号車

20161019_名鉄7700_2号車

模型は2両編成。パンタがついている上の写真が動力車です。
「名古屋-西尾」の頃の特急を知っている身としては、この2両が収まりがいいですね。

名鉄書体の号車札と、特急サボを差し込んであります(ステッカーで貼ってあります)。

20161019_名鉄7700_連結部

連結部から台車、パンタグラフ辺り。
アーノルドカプラーのままなので、連結部は結構広めになっています。
カプラー変更は台車が干渉しそうで無理じゃないかなぁ?と見た目だけで想像。

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特急運用ではありますけど、2両編成ですし、こう言うローカルな雰囲気のホームにもよく馴染みます。
西尾線・蒲郡線の方に行っていた車両なので、こう言うホームも普通にありましたわな。

と、そんな事を言えば7000系パノラマカー白帯車も「三河湾」で西尾線・蒲郡線に入っていたか…


今日の車両、名鉄7700系(白帯車) GREENMAX製車両でした。