名鉄8800系_全景

TOMIX 名鉄8800系「パノラマDX」

中古品 TOMIX Nゲージ 92291 名鉄8800系パノラマDXセット 3両
中古品 TOMIX Nゲージ 92291 名鉄8800系パノラマDXセット 3両

※上記商品は中古品、且つこれから紹介するよりも新しく発売された製品です。

名鉄は運転台を2階に上げて前面展望を実現した車両「パノラマカー」で人気を博しましたが、その「パノラマカー」もデビューから時を経て、新たな車両が求められるようになりました…

と言う事で、名鉄の伝統「パノラマ(前面展望)」を実現した新型車両として登場したのが、この8800系。
「パノラマDX」の愛称を持ち、これまで運転台を2階にする事で実現してきた前面展望を、逆に運転台の位置を下げ、先頭車の客席を半2階に持ち上げることで運転席より高い視点からの前面展望を楽しめるようにしました。
名鉄8800系_1号車
8801(動力車)


名鉄8800系_2号車
8802

動力車のモーターユニットが少しずつ小さくなっている感じです。
初期の模型車両は、先頭車が動力車だと前部標識・後部標識は点灯しないのが常でしたが、この頃にはもう先頭動力車でもライトの点灯は出来るようになっています。

実車の8800系は引退の頃には3両編成で活躍していましたが、デビュー当時は2両編成。
自分が所有する製品も2両当時に発売されたものを、数年前にオークションで購入したのでした。

編成は2両でもちょっと最近の姿っぽくしてみたくなってしまい、ドア脇にはカラーバージョンのMマーク。
そして指定席車の案内ステッカーも。
2両当時はこれは付けてなかったはず…

8800系登場当時の名鉄は、車両の色はほぼ赤一色。
7000系特急仕様車の白帯車ですら異彩を放つような存在であった中、パノラマDXは白を貴重として名鉄の赤で帯を巻いた車両。
その車体の色からも特別感を放っていました。

2両当時の8800系「パノラマDX」は、特急運転に入っても通常の特急料金ではなくDX特急料金が必要となる特別な列車・車両でした。

のちに中間車を1両連結し3両に。
更に、一般特急としての運用をするようになり、西尾方面の特急などでも活躍したようです。

名鉄8800系_先頭側面

現在も一部指定席特急として活躍中の「パノラマSuper」の元となった先頭車形状。
運転台は一段下に、ハイデッカーの先頭各席。

名鉄8800系_車掌室

パノラマシリーズのお約束?独特な位置の車掌室は健在です。

名鉄8800系_先頭

もう10年近く前に引退してるそうです、パノラマDX。
そう言えば自分も1度だけ、団体列車として乗車したことがありました。

今日の車両は名鉄8800系「パノラマDX」でした。