TOMYTEC「鉄道コレクション」 名鉄3730系
【トミーテック】鉄道コレクション 名鉄 3730系 2両セット 旧塗装
◆トミーテック鉄道コレクション 名鉄3730系2両セット 旧塗装
※上記製品は同型車両の別塗装の仕様です。
名鉄3730系電車。
2000年を迎えるより前に既に引退してる車両であります。
模型の写真を見て頂いての通り、屋根上も至ってシンプル。すなわち非冷房。
夏場は窓全開で走行していたものです。
吊り掛け駆動方式の車両故、起動時の重厚な音や力行時の唸りが堪りません…
なんて言うのは、今だから言える話。
実際この車両をよく使っていた頃は「煩いなぁ」「音の割に遅いなぁ」とか、いつも思っていました。
時は2016年。
今となっては、チャンスが有ればもう一度乗ってみたい車両No.1かも知れません。
それも三河線とかの各駅停車も悪くありませんが、やっぱり名古屋本線。
3730系が三河線で活躍していた頃に知立駅に15時頃に入ってくる本線からの電車。
急行碧南行なんかいいですね。豊明から富士松の間の直線区間。
あそこを唸りを上げて駆け抜ける3730系にまた乗ってみたい…
3762(動力車) ※別売り動力ユニット組み込み
2762
このモデルは車内はオールロングシートですが、ドアとドアの間はクロスシートの車両もありました。
固定クロスではなく、転換クロス。自分でバタンと向きを変えることができました。
車両側面をちょっと寄りで撮ってみました。
必要最低限だけが備えてある、まさに質実剛健な車両。
活躍していた当時はつまらない車両だと思って乗っていましたが、今となってはそこがまた良かったんだな…
名鉄といえば、この行先方向板。
三河線の起点・終点。
知立駅で電車が入る度に駅員さんが方向板を差し替えるのを見るのが楽しみでした。
真ん中には行先を。運転台の窓の下辺りには、行先より少し小ぶりの種別板。
殆ど普通列車での運用故に種別板が赤以外を出している事は少ないのですが、たまに先に書いたような
「急行 碧南」(急行の種別板は黄色)
だったり、
「回送」(回送の種別板は緑)
だったり。ああ、懐かしや。
そんな過去の記憶が甦る、名鉄3730系でした。