119系するがシャトル_全景

TOMYTEC 鉄道コレクション 119系0番代「するがシャトル塗装」

トミーテック 鉄コレJR119系0番代するがシャトル(SS編成)2両セット 鉄道模型
トミーテック 鉄コレJR119系0番代するがシャトル(SS編成)2両セット 鉄道模型

【トミーテック】鉄道コレクション国鉄119系0番代するがシャトル(SS編成)2両セット鉄道模型鉄コレTOMYTEC130328(*)
【トミーテック】鉄道コレクション国鉄119系0番代するがシャトル(SS編成)2両セット鉄道模型鉄コレTOMYTEC130328(*)

119系車両はGREENMAXからも発売されていたりするようで、この「するがシャトル」塗装についても今回紹介するTOMYTECの「鉄道コレクション」の他にも先のGREENMAX、更にはマイクロエースからも出ているとか。

今回は自身が所有しているTOMYTECの鉄道コレクションの写真からの紹介です。

119系自体は飯田線での使用と言う事で、国鉄時代から製造・使用されていた車両。
飯田線ではスカイブルーのボディーに、窓下に太めの白い線を配したデザインで運行されていました。

そんな頃に、静岡辺りでは静岡駅を中心としたエリアで短距離・短編成で運行頻度を上げる「シャトル便」的な列車を運転するダイヤ改正が行われたそうで。
そのような列車に付けられた愛称が「するがシャトル」。
その「するがシャトル」の運転に飯田線からも駆り出されるようになり、塗装も変え冷房も設置して静岡地区で運転されていたのが119系0番代の「するがシャトル」塗装の車両でありました。
119系するがシャトル_クハ
クハ119

119系するがシャトル_クモハ
クモハ119

鉄道コレクションの車両故、任意の車両に動力車を組み込んで動力化する事が可能ですが、この車両についてはクモハの方に動力車キットを取り付けています。

「するがシャトル」塗装という事で、側面に大きく大胆に配された「SS」の文字が目を引くデザインです。
SS=S(するが)S(シャトル)
わかりやすいですね。
119系するがシャトル投入時はまだ国鉄だったのですが、その後JR東海となり車両にもSSの文字部分にJRステッカーが貼られた様子。

119系するがシャトル_正面

正面。
貫通路の模様は静岡地区らしく富士山をイメージしたデザインらしいです。

119系するがシャトル_正面幕


正面の行先表示幕・側面幕共に行先の駅名の前にするがシャトルのシンボルマークが入っています。
模型故、デザインが潰れてしまっていて単なる青い丸印になっていますが…

119系するがシャトル_先頭側面119系するがシャトル_側面

側面の大胆な「SS」マークを再び。

この塗装、実際使われたのは3~4年程度だったそうです。
車両性能がするがシャトルの運行形態と合わず、使い勝手が悪かったのだとか。

この119系するがシャトル塗装に実際に乗車したことはありませんでしたが、東海道新幹線に乗ると静岡駅辺りやその他東海道線と並走する区間でこの車両を見かける機会があり、
「あの車両は何なのだろう?」
と気になる存在の車両でありました。

まあ変わっているのは塗装だけで、車内は取り立てて特徴のある車両でもなく113系と同じような配列のボックスシートの固定クロス+戸袋部ロングシートって感じで、ごくごく普通なんですけどね。


僅かな期間ではありましたが、静岡地区の輸送改善の立役者「するがシャトル」に使用された119系。

今や静岡地区はJR東海仕様の211系と313系でロングシートの車両ばかりになって、「するがシャトル」なんて愛称もすっかり過去のものですね。