JR西日本 113系(N30体質改善車っぽく通称カフェオレ色塗装)
物を大切にするJR西日本。
古い車両も車内外の大改装でとても素敵な電車にお色直しして、関東ではとっくに引退した同世代の車両も長く活躍しています。
大々的に車内外の改装をして従来の車両の面影を残しつつも新車の香りすら感じてしまうN40体質改善車だったり、改装箇所を抑えて車両の延命をしたN30体質改善車など各形式の車両で様々な規模の体質改善が行われたようですが、113系にも同様に体質改善工事が行われた車両が多数あったのでした。
模型については、本当は当時阪和線で走っていた「113系7000番台N40体質改善車」が欲しかったのですが、マイクロエース製のそれは8両セットで新品も中古品も高くてとてもじゃないけど手が出ない…
そんな状況下で、模型屋さんに出かけると113系・115系のバラ売りジャンク品が沢山あるじゃないか!
と言う事で、N40体質改善車は
「屋根の改造」
「樋の撤去」
「窓のサッシの変更」
「戸袋窓の変更、埋め」その他諸々
とてもじゃないけど模型制作素人の自分には無理なので、塗替えだけに留めてせめてもの雰囲気を楽しもうとしたのがこちらの
「JR西日本 113系(N30体質改善車っぽく通称カフェオレ色塗装)」
なのであります。
KATOの115系・113系を種車に塗装の変更を施した他、屋根についてベンチレーターを撤去してみました。
屋根上のベンチレーター、全てヤスリで削りとって、パテで穴埋めをしてサンドペーパーで平滑化して…
更に塗装を施したのですが、結果的には屋根板に歪みが出てきてボディとキレイに密着しない部分が出てしまいました。
それっぽくは塗れていると思うのですが、細かい所を言えば色々と実車と異なる部分も。
この顔の寄りを見ると、屋根板の密着できていない部分も見て取れるかと。
今回の塗り替え、スタートはこの辺のジャンク中古車でした。
コレ以外にも用意していたりします。別の塗装を施した車両もあるワケで…
屋根板を外して、屋根の加工をして…この時点ではまだ屋根上のパテは荒削りで、もっと平滑化した…つもりだったのですが、なかなか難しいですね。
結局屋根上はいらない部品は取ったものの、パテがキレイに平滑化できずボコボコな感じ。
ボディは模型用のスプレー塗料で塗装。
この塗装をされた方のブログを参考に、自分も真似をしました。
まずは窓下の青のラインを塗装。
・タミヤカラー TS-44 ブリリアントブルー
を車体全体に塗装。
乾いたら、ブルーを残す部分…つまり窓下の帯部分にマスキングテープを施して次の塗装。
次は窓まわりの濃い茶色。こちらは
・タミヤカラー AS-22 ダークアース
を使用し。コチラが終わったらいよいよメイン部分。メインは
・Mr.カラー 44 タン
こういった色を使用して塗装した結果が
まあまあ、素人塗装の割には良く出来てるんじゃないの?と自画自賛。
更に車体表記や方向幕などをPCを使ってデカールやらホワイトラベルフィルムで作ったりするのですが…
この方向幕。JR西日本仕様の「快速 和歌山」。
これは自作でして、PCを使ってExcelでデザインを作った後に別のソフトに移して印刷…なんて事をしております。
そんな感じで、出来はともかく実は結構手が込んでいるつもり…な
「JR西日本 113系(N30体質改善車っぽく通称カフェオレ色塗装)」
でした。