JR西日本 223系0番台「関空・紀州路快速」
マイクロエースから「223系0番台」は発売されていますが、こちらは自作品。
KATOの223系1000番台を小改造…と言うか、塗装変更とお顔をちょっと加工したぐらいです。
模型ファンの方からすると
「今や貴重品の223系1000番台をなんて事してくれるんだ…」
との声も聞こえそうな気もしますが。
223系0番台は、関西国際空港開港時にJR西日本が空港輸送の快速列車用に投入した車両。
JR西日本の主力路線・花型路線である東海道・山陽本線の「新快速」よりも先に阪和線経由関西空港線に投入されている辺りからも、JR西日本の関西空港アクセスへの期待が感じられるのではないでしょうか。
車内も空港路線であることを考慮され、通常「2人がけ+2人がけ」の配置となる車内のクロスシートが「2人がけ+1人がけ」として通路を広く取り、大きな荷物を持つ空港利用者にもスムーズな乗降・車内移動を実現しています。
今回改造した模型の種車は、上でも書いた通りKATOの「223系1000番台」。
これを塗装変更し、車体の帯は「模型工房たぶれっと」製のデカールシールを使用しました。
塗装を変えて帯を巻いて、ちょっとお顔を直しただけ…なので「223系0番台っぽいもの」と言う事で。
クハ
モハ(動力車)
サハ
クモハ
連結部付近。
お気付きかと思いますが、実車にはない車体側面のビートが入っております。
種車が223系1000番台ですので車体にビートが入っておりましたが、全て削るのが面倒だったとか、下手に手を出して側面がボコボコになるのもイヤだな…と思い、帯を巻いて関空快速の雰囲気を出すのみに留めました。
ガラス窓の「優先座席」表示は「富士川車両工業」製の「関西圏 標準表記ステッカー」を使用。
すごく見難いですけど、種別幕と行先表示器は今回もPCによる自作。
Excelで表示を作って、印刷は別のソフトを用いてホワイトフィルムラベルに。
それを切り出して貼っています。
223系0番台のライトは、種車の223系1000番台の片側2灯ライトをパテ埋めで1灯にしています。
後部標識部分はそのまま利用できるのでそのまま。
製品化されているマイクロエースの223系0番台と比較すると、デカールシールで貼っている分だけ帯の色の鮮やかさが足りない感じではありますが、元々がKATO車だけあって全体としての見た目は結構イイ線行ってるデキなんじゃないかと自画自賛。
今回はJR西日本の「関空・紀州路快速」等に使用される223系0番台。
KATO223系1000番台から改造の自作品でした。