JR東海 383系 特急しなの KATO製品
【中古】Nゲージ/KATO 10-558 383系 「ワイドビューしなの」 6両基本セット 2010年ロット【C】 パーツ取付残りなし
基本編成の新品って無いのね…上記は中古品販売のリンクです。
JR東海の特急用車両383系、鉄道模型では先にマイクロエース製が発売になりましたが、後にKATOも発売。
自分が所有している車両はKATO製品であります。
実車の383系はJR東海が作成した特急用車両。
大阪・名古屋~長野を結ぶ「特急ワイドビューしなの」に使用されています…
が、2016年3月26日のJRグループダイヤ改正において、「特急しなの」の大阪~名古屋間の運転が終了となります。
今日はそのタイミングに合わせての紹介。
JR東海の特急車両はこの383系電車「特急しなの」と、キハ85系気動車「特急ひだ」が大阪駅まで乗り入れておりましたが、今回特急しなのの乗り入れが終了。
JR東海車の大阪駅特急乗り入れはキハ85系の特急ひだのみになる…と。
実は地味にJR西日本車の大垣乗り入れも終了するというのが今回の改正だったりするのですが…
話を383系に戻して。
カーブの多い名古屋~塩尻の中央西線を走行するしなの号は、そのスピードアップのために「振り子構造」を用いた車両で運転されております。
カーブに差し掛かると、そのカーブに合わせて車体を傾けて走行することで速度を落とさずに通過することが出来る車両。
前代の381系電車も振り子構造の特急車両として長らく活躍しておりましたが、その置き換えとして登場したのが383系。
前代の381系では振り子構造独特の揺れにより、若干乗り心地に難ありな部分もありましたが、383系ではその辺も改良されております。
車体はステンレスボディにオレンジ色の帯と言うJR東海の標準スタイルとも言える姿。
特急車両は窓周りを黒くしており、ステンレスボディながら若干の重厚感や引き締まったデザインになっていると言えるのではないでしょうか。
先頭車両運転席の大型窓による前面展望や、大型の側面窓などから「ワイドビュー」の愛称がついているのもJR東海の特急車両のポイントであります。
先頭(側面写真の1番上の車両)は前面展望が楽しめるグリーン車。
その他の車両も大型の側面窓で、車窓の景色が存分に楽しめる構造。
グリーン車の先頭車の構造と、併結で貫通できる側の先頭車、それぞれの側面。
グリーン車車両のドア周り。グリーン車マークや側面行先表示器の印刷など、大変キレイに出来ております。
実車の特徴である「振り子構造」が、模型でも再現されております。
カーブに差し掛かると車体を傾ける構造がKATO製383系には組み込まれています。
カント付きレール上にて撮ってみたのですが、うまく撮影できているでしょうか…
記事を書いている時点で、残り1往復となった大阪乗り入れの特急ワイドビューしなの号。
この先も名古屋と長野を結ぶ重要な足として活躍を続けます。
と言う事で、今日のご紹介はJR東海 383系特急ワイドビューしなの号、KATO製品の模型でした。