今回の車両はこちら!
JR西日本 221系リニューアル車<大和路快速>(KATO製品)
下の記事は旧ロットの221系模型の記事ですが…
221系はJR東海道本線・山陽本線…今のJR京都線・神戸線の新快速に投入されたJR西日本の中距離型電車。
デビューから時を経て、新快速の第一線から退いているもののJR西日本の各地で快速・普通と幅広く活躍しています。
正面運転台、側面客席窓など共に大きく取られた窓が印象的なデザイン。
アイボリーのボディに、先代新快速のボディーカラーを踏襲したライン、そしてJR西日本のコーポレートカラーのブルーの細い帯も巻いて、都会的でスピーディーな印象のボディーカラーは誕生から長い月日を経た今でも、古さを感じさせないデザインです。
とは言え、やはり老朽化や設備の旧型化は現れてくるもの。
数年前から車体更新が進められるようになりました。
車内設備は223系・225系に準じた内容へと更新され、外装や機械面でも更新をされました。
行先表示機も3色LEDからフルカラーLEDへ。
でも、種別表示の幕はLEDにならなかったみたいですね。
これまで、KATOからがリニューアル前の221系は発売されておりましたが、この度いよいよ221系リニューアル車が発売されました。
しかも、模型的にも結構前のロットでスカート形状が古いとか、台車にダンパーが付いていないとか…
続きは次のページで。
車両の側面を見てゆきましょう。
今回の221系リニューアル者はこの4両編成で1セットです。
こちらは動力車付きの基本セット。
コレとは別に、動力車無しの4両セット「増結セット」も発売されています。
(↑こちらは増結セットです。動力車は含まれません。)
先頭車の未更新車とリニューアル車の並び。
左が未更新車、右が今回発売のリニューアル車です。
種別表示や行先表示がパーツ化され、点灯もするようになりました。
運転台側の窓の下部もきちんと表現されています。
スカート形状の違いもしっかり。
ライト周りも更新車の特徴がちゃんと再現。当たり前ですが…
先頭車のライト点灯状態。
行先表示シールと優先座席表示シールが添付されています。
収録内容が実に豊富。
正面種別・側面種別は…
「Q 普通」「Q 区間快速」「Q 快速」「Q 大和路快速」
「O 普通」「O 区間快速」「O大和路快速」「T 区間快速」
「D 普通」「D 区間快速」「D 快速」「D みやこ路快速」
正面(3色LED文字)・側面(白色LED表示)行先は
「大阪環状線」「京橋」「JR難波」「天王寺」「王寺」
「奈良」「加茂」「高田」「五条」「京都」「城陽」
先頭車のアップ。
半自動ボタンも印刷されています。
こちらは連結部。先頭車の車椅子・ベビーカーマークも印刷されています。
屋根上のパンタ部はこんな感じで表現されています。
上の2枚の写真、奥が未更新車・手前がリニューアル車です。
JR西日本で進められている安全対策で、先頭車には転落防止幌が取り付けられていますが、この転落防止幌は別パーツで付いていますので、後で取り付ける必要があります。
先頭車には取付用の穴も開けられています。
個人的には幌がない以前の姿が好きなのですが、更新された実車には取り付けられていますからね…
今日の車両、JR西日本 221系リニューアル車<大和路快速>(KATO製品)でした。