Nゲージ車両のお手軽カスタマイズ「方向幕(LED行先表示)」

鉄道模型の車輌も、最近はKATO製などですと正面・側面とも種別表示や行先表示が既に印刷されているものがあったりとか。

TOMIXでも正面の表示類はパーツ組み換え式で表示を選べるようになっていたり。

表示周りについては、模型の生産技術の向上や購入者のニーズなどで色々と変化が起きているようで。


KATOは以前から側面幕もステッカーが収録されているものの、TOMIX製は側面は窓がちゃんと開けられているけど、その表示の再現については一切メーカーでは対応せず。

そんな感じで、今回はワタクシの所有する車輌から2本、表示に関する物を載せようかと。

まずは先日購入しブログに記事を掲載した所、非常に多くの方にアクセスしていただいた

TOMIX製 JR東海313系5000番台


313系5000番台_先頭

正面はパーツ組み換え式の表示なので、デフォルトのまま「特別快速豊橋」で。
TOMIX製なので側面が無いんですよね。

その昔、KATOで発売された「313系グレードアップシールセット」を使えば、側面表示もすぐに再現できるのですが、今はなかなか入手困難のご様子。

ジオマトリックス・デザイナーズ・インクの製品を使うという手もありますが…
出来も良いけど、予算的にも結構…

と言う事で、例のパソコンでの自作。Excelでベースを作って、ドローソフトで印刷。
ホワイトフィルムラベルシートに印刷して車輌に貼り付けるのですが…

特別快速_313系作成

とりあえず、Excelでワードアートなども使いつつ…
LED表示になると、フォントの個性が現れにくくなるのが残念ですね。実車でも、模型でも。

特別快速_313系側面

こんな感じで貼ってみる。
プリンタの性能に由来するのか、黒地に白文字はなかなかキレイに印刷できません。
KATOやジオマトリックス・デザイナーズ・インクのステッカーはどうやったらあんなに白色文字がキレイに表現できるのか?
そんな疑問も、コチラの使ってるプリンタが家庭用のインクジェットプリンタをベースに考えているようじゃ愚問ってなものであります。
まあ、逆に言えば家庭用インクジェットプリンタでもココまでは出来るぞ…と。

細かい文字をプリントアウトするので、画質は最高設定に、紙も良い紙を使ってフォト用紙やフィルム用紙設定にして…ってやると、これが意外とキレイに出来上がらなかったり。
黒地が強くなりすぎるのか、白文字が殆ど見えない状態に。

この写真のLED表示の場合ですと、サンワサプライのホワイトフィルムラベルにEPSONのインクジェット複合機で印刷して作っているものですが…
用紙設定は「普通紙」で、画質は「きれい」にて印刷しています。
コレぐらいの方が白文字が見える印刷になるようで…と言う独自の試刷結果。

もっと良い設定だったり、良い用紙だったりテクニックだったりがあったら教えて下さいm(__)m


続いては

KATO製 JR西日本221系「大和路快速」

このブログでは初登場でしょうか。
正面の種別幕と、側面の種別幕・LED行先表示をステッカーで作成。
こちらはKATOのデフォルト添付品があったり、他のところでもステッカーが発売されていますが、やはりパソコンで作ってみました。

大和路快速幕_221系作成


大和路快速幕_221系正面

正面はこんな感じ。
フォントの選択とExcelのワードアートを使って縦倍角的な「大和路快速」の文字を表現。

大和路快速幕_221系側面

見難いですけど、「大和路快速 大阪環状線」にしてあります。

こちらはLED行先表示器がフルカラー表示器ではないので、文字もオレンジ色。
これも印刷設定で画質や用紙を良くすると、黒地が強くなりすぎてオレンジ色の文字が再現できない…と。

そうしょっちゅう作るワケでもない行先表示器の表現ステッカーですけど、凝り始めると用紙を色々変えてみたり、印刷設定を変えたり…

コレが進んでくると
「作成のためのソフトを変えれば、もっと高画質の画像データを作成できて印刷にも反映できるのじゃないか…」とか、
「そのうちプリンタを買い換えてみる」
とか、だんだんその方向に行きそうな感じが…予算が許さないか。