今日ご紹介するのはコチラ。

20160806_103系先頭側面_2

JR西日本 103系(GREENMAX製)
塗装済み組み立てキットとして発売されていた103系の関西型であります。
関西型…排障器の形状だとか戸袋埋め工事済みとか、行先表示の窓押さえとか、まあそう言った類で。

阪和線の新車両導入開始や、大阪環状線の新型投入ももう目前。
新車両は軒並み3つドア車両と言う事で、4つドアの103系も淘汰されゆく流れが「雰囲気」から「具体化」されてきた感じと言いましょうか。

電力消費とか環境とかメンテナンスフリーだとか、経営上保守効率上その他諸々、新型車両への置き換えは致し方無い事なのではありますが、やはりいざ引退の足音が聞こえてくると古い車両の味わいと言うのも惜しくなってくるものです。
阪和線の103系と言えば、快速運用時のあのモーターの唸りや車内の揺れなどは「味わい」ですね。
毎日通勤で乗られている方からすれば、そんなものより快適さが大事ですけど(笑)

そんな103系が思い出になる前に、とりあえず今所有の模型を紹介…
と言っても103系、JR西日本じゃかなりしぶとく残りますよね、おそらく。
環状線や阪和線からは姿を消しても、配置転換で…
20160806_103系クハ103_1

20160806_103系モハ103

20160806_103系モハ103_2

20160806_103系クハ103_2

GREENMAX製の塗装済み組み立てキットを組み立てたもの。

組み立てキットのセット品だった動力ユニットが、どうにもこうにも調子が良くない…
GREENMAX特有の2モーター式動力ユニットでしたが、何故かショートする…
結局組み立て不良で1台のモーターがちゃんとセットできていなかったと言うオチでしたが、ショートはしなくなってもやはり走行がイマイチ…
動力ユニットですから、自分が組み立てたのではなくメーカー組み立て時の不良かと。

カプラーをTNカプラー化…カプラーが付きそうな車端部形状になっているものの、いざ取り付けると動力台車が干渉して付けらない。
他のトレーラー車は問題ないみたいなんですけどね…

と言う事で、動力ユニットはTOMIX製103系動力ユニットに置き換えをしました。
GREENMAXの動力ユニットはパンタ付きのモハに取り付けるものでしたが、TOMIXの動力ユニットはパンタ無しのモハに取り付けとなります。


…GREENMAX、動力ユニットが変わるようですね。
もうあの悪夢の2モーター式動力ユニットとはサヨナラ…悪夢だったのは自分のだけ?(笑)


20160806_103系車端部_1

戸袋が埋められた103系のドア周り。
関東の山手線や京浜東北線その他諸々の103系の印象をお持ちの方だと、ちょっと何かが違う気がするけど…と言った感じのビジュアルでしょうかね。

国鉄書式の方向幕も味ですが、JR西日本書式の黒幕もなかなか締まったデザインでいい感じです。
この車両は黒幕の 和歌山 が入っています。

阪和線103系の和歌山行って、今はどれぐらいあるんでしょう。
和歌山行の普通電車は紀州路快速の日根野以降各駅停車化で昼間は223系、225系が担うことが多いと思われますが…

20160806_103系先頭側面_1

20160806_103系先頭_1

阪和線の黒幕は少々文字が小さくてデザイン的には悪くないのですが、視認性で不評だったようで。
後に改善バージョンなんかも出ているようですね。
まあ、行先表示は読めてナンボですものね。

JR九州の車両みたいなのは、見やすいけれどデザイン的に…と言うのも。
あちらを立てればこちらが立たず…

JR九州のアレ。自分が好きじゃないだけで、皆さんは結構アリなんですかね?
デザイン的にイマイチとか思ってるのは自分だけ?


そんな他車両の話はさておき、今回はJR103系でありました。