今日の車両はこちら。

20160829_103系N40全景

これまでの103系シリーズの鳳…阪和線の車両だけに。
そんなダジャレはさておき、103系最後の紹介、大トリは103系のN40体質改善車であります。
体質改善車、「N40」とか「40N」とか言い方があるようですが、一応GREENMAXの製品名ではN40だったので、この表記でいきます。

ちなみに、以前の103系の記事はこちら。
鉄道車両も脅威のビフォーアフターを見せてくれるんだな…と思わせた103系の体質改善車。

「なんということでしょう!」
確かに103系の面影はプンプンと残しておきながら、新造車のような出で立ち。
新しく作った方が安かったんじゃないの?と思わせる大改造を魅せつけられました。

やっぱりやり過ぎだった…と言う反省なのか、この規模の更新工事は長くは続かなかったようですが。
でもJR西日本は103系に限らず、各種形式でこの手の改造をしましたよね。
この手の改造車、個人的には実は結構好きだったりして…
20160829_103系N401号車

20160829_103系N402号車

20160829_103系N403号車

20160829_103系N404号車

車体側面。なんか写真が暗くて申し訳ない…
一応デスクライトを当てたつもりだったのですが、どうも光の当て方が下手なんですかね。
写真の技も勉強しなきゃいけません。

GREENMAXの塗装済みキットを組み立てて編成した4両編成なのですが、実車ではこのN40体質改善が1組で編成されているものってどうなのかしらん?

JR西日本はイマイチ「編成美」的なもののコダワリはないみたいですし。
体質改善のレベル違いの車両を混成させたり、ボディカラーの混成も当たり前。
強引な先頭車化改造による妙な顔の電車がいるとか…そんな話は今日は良しとして。

20160829_103系N40前面

103系顔をしていながらも、何となく洗練されたスッキリとした前面。

20160829_103系N40先頭側面

先頭車の側面も何となくスタイリッシュ。
キチンと転写されていないインレタはツッコミどころではないので笑って許して。

20160829_103系N40車端部

中間車の車端部とパンタグラフ辺り。
屋根と車体側面の境目も従来の103系とは随分違う表情。
埋められた戸袋窓ももちろん、窓枠もリニューアルされて現代的な雰囲気に。

20160829_103系N40ビフォーアフター

これが「ビフォー・アフター」の画像…とでも言いましょうか。
右の車両を改造すると、左の車両になってしまうと言う匠の技!?

20160829_103系N40ケース

一応こんなケースに収めてますよ…と。


前も書いてますけど、大阪環状線、阪和線と新型投入でこの先が心配されるJR西日本の103系。
これだけのリニューアルした体質改善車、もうしばらく使い倒して廃車と相成るのでしょうか。

101系をしばらくウリにしていた秩父鉄道が是非名乗りを上げて103系を導入…
って、東急のステンレスの高性能な車両をドンドン入れている会社が、今さらコレはいらないか。

単に自分が地元で体質改善の103系に乗ってみたいっていう妄想以外の何物でもないです、ハイ。