今回の車両はこちら。

20180318_381系1

JR西日本 381系特急電車(くろしおカラー) TOMIX製品

「くろしお」は京都・新大阪・天王寺から阪和線・紀勢本線を白浜・新宮を結ぶ特急列車。

車両の方、381系は国鉄・JRの特急型車両。
「しなの」「くろしお」「やくも」
などに使用されていました。
山間部・海岸線などカーブが多い区間を走行するに際して、速度を落とさずにカーブを通過するために…と言う事で、車体を傾けて遠心力の影響を減らしてカーブを通過する「振り子機構」を搭載したのが381系。
速度改善には充分貢献したようですが、その独特な揺れは乗り物酔いを誘うとか、振り子電車は苦手だという乗客も少なくなかったようで。
381系の後継に出てきた「ワイドビューしなの」や、くろしおと共に活躍する「オーシャンアロー」などは振り子の機構を改善したのか、そう悪い評判でも無いようではありますが…

国鉄時代から活躍する車両。
もちろん登場から永らくは国鉄特急色をまとって活躍していましたが、JR西日本になって、2度のお色直しを行いました。
最初はホワイトのボディーに黄色とオレンジのラインが窓下に配されたデザインでした。
この時の「くろしお」に乗ったことがあるんだよねぇ…微妙にレア?
その後、この写真のカラーリングへと変更されました。

当然ながら、片側の先頭についているパノラマ機構もデビュー当時には無く。
途中から連結されるようになりました。

現在は「しなの」「くろしお」からは引退。
途中「北近畿」などにも入っていたようですが、そちらも車両置き換え済み。
但し、「やくも」ではまだ活躍が続くようです。
381系を体験したいなら、まだ「やくも」なら間に合いますね。

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