前回、こんな物がありましたが…

 
何か微妙な感じなので、もう一度作り直しをすることにしまして。
作り直しても、完全再現じゃないのであくまで「それっぽい」気動車でしか無いのですけど。

20221127_キハ11_6

前のは塗装表面もボロボロな感じだったので、一旦塗装を全落としして塗り直す感じにしました。

ベースになった車両はこちら。

20221120_キハ11_下地3

20221121_松浦鉄道1

TOMYTEC鉄道コレクション第19弾 軽快気動車シリーズの車両を使用しました。

一旦塗装を剥がしましょう

キレイに塗装された各鉄道会社の車両の車体(ここに既に一度アイボリーを上塗りしているの)ですが、ホームセンターのカー用品売場で売っている
「ガソリンタンクの水抜き剤」
にドボンと漬け込んで塗装をきれいに剥がしてベースの車体を作ります。

20221120_キハ11_下地2

塗装を剥がすとこんな感じ。
JR東海のキハ11は正面貫通路の上にヘッドライトが無くて行先方向幕になっているので、ライトのモールドを削ってパテ埋めをしております。

20221120_キハ11_下地

その後、サーフェイサーを吹いてボディの下地処理終了。
乾燥をさせた後にGM鉄道カラーのアイボリー(小田急アイボリー)を吹き付けました。
更に、マスキングをして屋根上のみをダークグレーで塗装。

JR東海色(湘南色)の帯も自作するよ

その間に、車体の帯も用意。
車体の東海色の帯は塗装すると手間なので、車体帯のデカールをパソコンで作成しました。

20221130_キハ11_車体帯

自作デカール用紙に印刷して、デカールを作成しておきます。
車体に合わせて帯をカットし、貼り付けてゆく感じですね。

20221127_キハ11_8

前作では窓は鉄コレの窓そのままだったので二段窓でしたが、実車のキハ11は一段下降窓。
1枚の窓の上下間にサッシの棒が入ることはないので、鉄コレの窓を流用するとそこが再現できませんので、窓のパーツを変更しました。

…と言っても、透明な窓パーツを成形する技術も腕も機械も何もありません。
ので、手作り鉄道模型の簡易なパーツとしてはお約束でしょうか。
GMのエコノミーキットでおなじみ、ペラペラの窓ガラス板を貼り付ける事で窓ガラスにしました。

と言う事で、作り直し版のキハ11…っぽい気動車はこちら。

20221127_キハ11_5

20221127_キハ11_7

20221127_キハ11_4

窓ガラスが一段下降窓になるだけでも雰囲気が変わる感じでしょうか。
それっぽく近づいた感じ?
実車のキハ11にはトイレはありませんが、ベースにした車体はトイレ付きなので窓がない車体面が大きく存在します。
この窓のない大きな側面、悪くないのでそのままに…(窓を開ける技術が無いだけ)

20221127_キハ11_3

20221127_キハ11_2
2両作成して、片方は動力車。片方はトレーラー。
連結部はアーノルドカプラーのままだと大きくて目立つので、KATOカプラーを使用。
ジャンパも付いているのでそれっぽい連結部になっていいですね。

連結部は先頭顔をしているのですが排障器が付けられませんでした。
単行する場合にはちょっと間抜けになりますが、KATOカプラーのジャンパ線のおかげで少し締まった感じになります。


と言う事で、とりあえずまがい物JR東海キハ11はコレにて完成?

自己満足なフリーランス気動車ですが、まあまあ、悪くはないかな?と。

20221127_キハ11_6