シロクマ市交通局

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117系

【JR東海】117系(東海色)

今日の車両はこちら。

20181013_117系12

JR東海 117系(東海色)

KATO発売の117系車両を塗装を塗り替えたものをオークションにて入手。
すなわち、自分では種別などのステッカーを貼ったぐらいで、何も手を付けてはいないのですが…

KATOから117系(東海色)のタイプモデルや、マイクロエースからもこの塗装の117系が発売されていたかと思います。

実車の117系は、関西地区にてデビューした、東海道・山陽本線の新快速向けの車両。
117系デビュー前の新快速は固定クロスシートのボックス座席にデッキ構造の1両2扉で運転されていたのですが、大阪から京都で並走する阪急・京阪、大阪から神戸方面で並走する阪急・阪神に対抗すべく車内設備の向上やら客捌きの向上に向けて投入されたのが117系。

車内は転換クロスシートがズラッと並び、デッキ構造をやめた1両片側2扉構造でスムーズな乗降が出来るようにされました。
車内のシートもブラウン系の落ち着いた色合いに、車内の化粧板も木目調のデザインで高級な雰囲気に。
117系が関西で新快速に投入された際は、車体デザインもブラウン系の落ち着いた色調に濃いブラウン帯を巻いておりました。

この車両のコンセプトやノウハウが、後の185系特急車両にも受け継がれてゆく…
と言う事で、東北・上越新幹線の上野-大宮間の「新幹線リレー号」や首都圏の特急列車にも117系の血を引く185系投入されたわけですが…
車内設備その他については、特急になると今度はチープ感が否めない車両になるわけで。
「特急から普通まで柔軟にこなす」と言うのは、悪く言えばどっちつかず。
特急からも次第に引退を始めて波動運用となった今、丁度いいポジションに収まった感じも…


と185系の話はさておき。
東海地方にも投入された117系。
当初は関西地区と同じブラウン系の塗装で活躍し、東海道線の快速では時刻表記載はないものの「東海ライナー」と言う愛称をつけられ活躍しておりました。
後に、この写真のようなアイボリー地にJR東海のコーポレートカラーであるオレンジ帯を巻いての塗装へと変更されます。
名古屋周辺圏の東海道線の快速は「新快速」が登場し311系車両が主役となり、その後313系の登場や「特別快速」の登場で、117系は次第に活躍の場を狭めることとなり、今では全車両が引退となりました。

JR東海では全車引退ですが、JR西日本に行けばまだ乗れる車両だったりもするわけですが。

20181013_117系1

20181013_117系2

20181013_117系3

20181013_117系4

JR東海では4両編成を組んでいました。
東海地区投入当初は6両編成だったようですが、後に短編成化されました。

一番上の先頭車と、以下の3両で違いにお気づきでしょうか。

1番上の先頭車は窓が1段降下窓となっており、他の3両とも製造時期が違います。
その他3両は二段窓で外からはめるサッシ構造。

当初6両で投入された車両を3両+3両に分割し、先頭車を後付で1両加えた4両編成を作ったのだとか。
ウィキペディアにそう書いてありました(笑)

なるほど。
昔、東海道線で実車を見ていた頃から「何故1両だけ窓が違うんだろう?」と思っていましたが、そう言う理由なんですね。

20181013_117系9

20181013_117系8

後付新造の先頭車と、投入当初からの先頭車の違いを側面窓の違いで表現。
ホントは台車とかその辺諸々も違うみたいですが、まあ雰囲気ということで。

20181013_117系6

連結部はKATOカプラーで程よい車間を。
行先表示幕に入れているのは「快速大垣(美濃赤坂)」。

その昔、JR東海であった種別「快速」「快速」から、まさかの緑快速。
同じ快速で、表示色を変えて停車駅の違いを…って、分かりにくいですわな。

20181013_117系10

20181013_117系11

20181013_117系12

JR東海末期の117系は「トレイン117」として改造をされたりしての活躍もありました。

JR東海でも転換クロスシートが並ぶ車内は名鉄と比較しても、決して劣ること無い内装でした。
とは言え名鉄とJR東海、形勢が逆転し始めるのは117系が花形だった頃の次の世代。
311系新快速開始の頃からのお話。

それまでの間、東海道線や中央線においてワンランク上の内装で通勤通学の足を支えた東海色の117系。
振り返ってみると、なかなかクールな車両だったりするものです。

今日の車両は、JR東海117系(東海色)でした。

【JR東海】JR東海車両いろいろ

20160809_JRC_1

マメに記事を更新しないといけないねぇ…と思いつつ、なかなか気力が湧かなかったり。

今日はまだ記事にしていない車両をサラッと触れておいて、後日に繋げようかと…そんな記事。

20160809_JRC_2

JR東海 373系(TOMIX製)

以前は「特急東海」「快速ムーンライトながら」で東海道線でも活躍した車両。
今でも身延線の「特急ふじかわ」、飯田線の「特急伊那路」などで活躍中。

20160809_JRC_3

JR東海 キハ85系(KATO製)

高山本線の「特急ひだ」、紀勢本線の「特急南紀」で活躍中の気動車。
「ワイドビュー」の相性の元祖といった車両でしょうか。

…フロントガラスが汚いですね。
この間買ってきたキムワイプで拭いておきましょう。

20160809_JRC_4

JR東海 キハ75系(GREENMAX製)

関西本線の「快速みえ」で活躍中ではありますが、その他にも奈良まで行く「急行かすが」でも活躍しました。
愛知県内の非電化路線だった武豊線でも活躍していましたが、電化と共に武豊線からは引退。
高山本線などに活躍の場を移しております。
武豊線-東海道線直通で名古屋まで行ってた頃は、東海道線内快速で飛ばしてましたよね。

20160809_JRC_5

JR東海 117系(KATO製)

個人の方がJR東海色に塗り替えたものをヤフオクで購入したものですが、KATOで発売されたJR東海色よりも再現度が高くなっております。その点はいずれ車両別記事にした時に。
今は無いんでしょうか、緑快速の行先表示を出しております。
緑快速とか何とか言う前に、そもそも117系がJR東海管内では引退済みですね。


各車両の個別の記事は、また日を改めて書きましょうか。

【JR東海】211系「シティライナー」

211系シティーライナー_全景

TOMIX 国鉄(JR東海) 211系「シティライナー」

211 0系近郊電車(長野色) 6両セット【TOMIX・92887】「鉄道模型 Nゲージ トミックス」
211 0系近郊電車(長野色) 6両セット【TOMIX・92887】「鉄道模型 Nゲージ トミックス」
※上記製品は211系ではありますが、この記事で紹介する車両とは異なります。


113系・115系中距離電車の後継として登場した211系。
首都圏での投入が主でしたが、東海道線の名古屋圏でも211系が投入されました。

首都圏ではオレンジと緑の通称「湘南色」の帯が巻かれた211系でしたが、名古屋圏で投入された車両には青色の帯に白のラインが入ったものとなりました。
この当時、東海道線で快速を中心に幅広く活躍していた117系電車は
「東海ライナー」
などと言われることもありましたが、新たに投入された青帯の211系は
「シティライナー」
と言う愛称が付くこととなりました。

117系が転換クロスシートの片側2つドア車両。ブラウン系の座席色に木目調の車内内装。
落ち着きのある車内で悪くなかったのですが、2つドアは如何せん通勤通学ラッシュには勝手が悪いのでしょうか。

新たに投入された211系シティライナーは3つドアにボックスシート。
113系の車内と同じような感じではありますが、あずき色なシート色が斬新でした。

名古屋圏に211系が投入されたのはまだ国鉄の頃。
デビュー後にJR東海となり、先頭や先頭車側面にJRマークが貼り付けられたのでした。
続きを読む

【JR東海】311系(マイクロエース製)

311系_全景

マイクロエース JR東海 311系電車

流石に今、販売されている311系の模型はありませんね。
この車両が発売になるだけでも結構驚きました。

デビューしてから結構経ってからの話ですし、この車両が模型として製品化された頃には既にJR東海では313系が東海道線・名古屋圏で特別快速新快速等で主役となっていた頃ではないでしょうか。

とは言え、この311系電車。
「岐阜-名古屋-豊橋」の名鉄・JR東海競合区間における競争の中で、当時優勢であった名鉄への反撃の狼煙をあげるJR東海の新快速運転開始当初の主役車両でありました。

当時転換クロスシートが普通に走っていた名鉄に引けをとらない転換クロスシートの車内は、明るく清潔感あるカラーリングでなかなか快適なものでした。
実際新快速に乗車してみるとその速度感に驚きましたし、実際所要時間も短縮されました。

この311系新快速を足掛かりに、名鉄vsJR東海の競争に変化が起きてくる…
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